彼らには苦しみがなく、 その身はすこやかで、つやがあり、
この貧しい人がついに死に、御使たちに連れられてアブラハムのふところに送られた。金持も死んで葬られた。
そもそも、知者も愚者も同様に長く覚えられるものではない。きたるべき日には皆忘れられてしまうのである。知者が愚者と同じように死ぬのは、どうしたことであろう。
主よ、み手をもって人々からわたしをお救いください。 すなわち自分の分け前をこの世で受け、 あなたの宝をもってその腹を満たされる 世の人々からわたしをお救いください。 彼らは多くの子に飽き足り、 その富を幼な子に残すのです。
彼らはその心を閉じて、あわれむことなく、 その口をもって高ぶって語るのです。
町の広場は彼らを忘れ、 彼らの名は覚えられることなく、 不義は木の折られるように折られる』と。
わたしはこのむなしい人生において、もろもろの事を見た。そこには義人がその義によって滅びることがあり、悪人がその悪によって長生きすることがある。
また彼は脂肪をもってその顔をおおい、 その腰には脂肪の肉を集め、
その日をさいわいに過ごし、 安らかに陰府にくだる。
肥えて、つやがあり、 その悪しき行いには際限がない。 彼らは公正に、みなしごの訴えをさばいて、 それを助けようとはせず、 また貧しい人の訴えをさばかない。